日本人の一番のよく食べる主食(しゅしょく)はパンや面じゃなくて、お米です。お米はイネの実から籾殻(rice husks)を取り除いたものです。米は小麦(wheat)、トウモロコシととも世界の三大穀物(grain)といわれます。米には色々な品種(kind)があります。粘り気が少ないものをうるごめといいて、水気が多いものをもち米といいます。米の精製(purification)のし方もいくつもあります。厚い籾殻を取り除いたままの米は玄米といいます。玄米の表面を覆う糠層(bran)を取り除いた米は精米といいます。糠層も胚芽(germ)も取り除いたのは白米といいます。
米の料理はとてもやさしいです。米一合に対して水一合に、米を炊いたものを飯といいます。お米は日本では主食として食べられるほかに、酒やもち、味噌、しょうゆ、などの原料(raw materials)としても用いられています。
稲作(rice crop)は、原産地(origin)の中国中南部から北部南アジアに、そして縄文時代(Jomon period)の終わりから弥生時代(Yayoi period)の初めに日本に伝わったといわれています。今まで歴史は三千年ぐらいです。日本の気候は高温多湿(warm and humid)で稲作に適していますから、次第に栽培(cultivation)が発達(develop)しました。
玄米の栄養価(nutrition value)が豊富(plenty)であることはすっかり有名になりました。白米にも栄養素が含まれます。お米は体を動かす原動力(driving force)や体を作る蛋白源(protein)になります。お米を食べると、脂肪(fat)を分解(decompose)することもできて、太りにくい体質になるとも言われます。日本人に不足のカルシウムや鉄分(iron)もしっかり補給(supplement)することができます。
いかに栄養が豊富だといってお米だけでは必要栄養を全部取ることはできないのです。大切なのは他の食べものと組み合わせた食事によって栄養のバランスをとるということです。ご飯味噌汁、焼き魚といったような典型(typical)的な日本人の朝食は炭水化物(carbohydrate)、蛋白質、脂肪の栄養バランスがよくて、国際的にも注目されています。
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